CAEを活用した 設計シミュレーションについて
板金・パイプ加工.comは、板金加工品およびパイプ加工品の製作を設計から対応しております。この設計体制を支えるのが、35台にものぼるCADやCAMなどの各種設備です。
またそれだけでなく、CAEを活用することで強度や流体を解析し、設計段階からシミュレーションを行うことが可能です。そもそもCAEとはComputer Aided Engineeringの略で、コンピュータを用いた仮想試作・仮想試験を行うことで、できるだけ少ない試作回数で、素性のよい、高品質な製品開発をサポートするための設計技術です。
CAEを活用した 設計シミュレーションの特徴
板金・パイプ加工.comによるCAE解析で行うシミュレーションには、主なものとして以下のものが挙げられます。
まず挙げられるのが強度解析です。例えばパイプフレームなどの応力がかかる製品を製作するにあたり、どこに応力がかかるのかCAEを用いることで設計段階から把握することができます。そのシミュレーション結果を設計に盛り込むことで事前に対策をとり、実際に製品化された際には使用上問題がない、高品質な製品を製作することへとつながります。
また流体解析にもCAEは活躍いたします。例えば板金加工品とパイプ加工品を組み合わせた機器や装置の設計にあたり、その内部の流れをCAEを活用することで可視化することができます。これによる流れに伴う圧力やその流速を確認することができることから、設計段階で最適な構造を確実に検討することができるようになるのです。
他にも成形シミュレーションによりプレス部品のリバースエンジニアリングを行うなど、CAE解析による設計シミュレーションは多様な場面で活用されます。
特徴1 | 強度解析で設計段階から適切な構造設計が可能 |
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特徴2 | 流体解析により流体の圧力や流速を斟酌した設計を実現 |
特徴3 | 成形シミュレーションによるリバースエンジニアリングサービス |
これら3つの特徴により、二輪車メーカー、建機メーカー、農機メーカー様よりお声がけいただいております。特に中を排気ガスが通るマフラーは板金・パイプ加工.comが得意とする製品群の1つですが、これらCAE解析による設計シミュレーションにより、これまで高い品質のものをお客様へ提供し続けてまいりました。マフラー以外の流体が通る装置や機器は勿論、強度を必要とするフレームの設計・製作は当社にお任せください。
CAE解析による設計シミュレーション による パイプ・板金加工の事例
「CAE解析による設計シミュレーション」による製品事例を紹介します。いずれも多くの実績がある製品カテゴリとなります。ここに紹介した製品事例以外にも多くの実績がありますので、ぜひホームページ内の製品事例ページをご覧いただければと思います。