パイプのスリット加工とは?

パイプのスリット加工って何?

パイプのスリット加工とは、パイプに切れ目を設ける加工方法です。

■プレス加工の場合

スリットの幅は2~3t(板厚)からとなります。
形状は写真の様な細長なものが一般的ですが特殊な形状を希望される際は
お問合せ下さい。

※プレス加工のメリットとデメリット
金型が必要になりますので、初期投資とリードタイムが掛かります。
加工単価はレーザー加工よりも安価な為、大量生産品に向いています。

■レーザー加工の場合

プレス加工と比較して形状の自由度は高くなります。

※レーザー加工のメリットとデメリット
金型を必要としない為、初期投資とリードタイムが掛かりません。
プレス加工と比較して加工単価が高くなりますので、少量品や試作品に向いています。

 

パイプのスリット加工を行う設備

プレス機、レーザー加工機にてスリット加工を行います。

    

<動画紹介:パイプのスリット加工!(プレス加工)>

パイプのスリット加工の目的

排気系部品同士を繋げる際に、排気漏れを防ぐために嵌合部にガスケットを入れクランプバンドで締付ける事が一般的です。

この時にクランプバンド側のパイプにスリットがある事で締め付ける力がガスケットに伝える機能を持っています。

 

 

パイプ曲げ加工 溶接組立.comにご相談ください。

当記事では、スリット加工についてお伝えさせて頂きました。

当社では、パイプ曲げ加工だけでなく、溶接・組立まで一貫対応させて頂きます。設計段階でのご提案も可能ですので、お気軽に当社に御相談ください。

関連記事

>>「スリット加工品」の事例はこちら!