バルジ加工とは?

バルジ加工とは?

バルジ加工(Bulge Forming)とは、金属パイプや中空材の内部に圧力を加え、外側へ膨らませて成形する加工方法です。
一般的には以下のような用途で利用されます。

・自動車部品(サスペンション部品、マフラー、フレーム)
・家電・住宅設備の配管
・自転車フレーム
・医療機器のパイプ部品 など…

軽量化・強度確保・複雑形状の一体成形が求められる分野で広く採用されています。

バルジ加工の目的

複雑形状を一体成形し、溶接点を減らす
②軽量化しつつ必要な強度を確保
③流体抵抗を低減する滑らかな形状を実現
④材料歩留まりの向上(切削や溶接を減らす)

バルジ加工のメリット

溶接レス化による強度向上
②外観品質の向上(継ぎ目が少ない)
部品点数削減によるコストダウン

バルジ加工の種類

【ゴムバルジ(ラバーバルジ)】
 …金型の片側にゴムを配置し、プレスで押し込むことでパイプを膨らませる方式

▼特徴
・試作・小ロット向き
・設備コストが最も低い

▼必要な設備
・油圧プレス          ゴムを押し込むための一般的なプレス。
・ゴムパッド(ゴムブロック)  圧力媒体として使用。
・簡易金型(片側のみでも可)  形状が単純な場合は片側金型でOK。
・治具類            パイプ位置決め用。

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【機械式バルジ(メカニカルバルジ)】
 …内部にメカニカルなパンチを挿入し、外側へ押し広げる方式

▼特徴
・単純形状の量産に強い
・設備コストは中程度

▼必要な設備
・メカニカルプレス or 油圧プレス  パンチを駆動する。
・専用パンチ(拡張ツール)     内側から押し広げる形状工具。
・金型(外形を規定)        上金型・下金型のセット。
・位置決め治具           パイプのセンタリング用。

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【内圧バルジ】
パイプ内部に高圧の液体(多くは油圧)を注入し、金型に沿って膨らませる方式。

▼特徴
・自動車部品の量産に最適
・設備投資が高い

▼必要な設備
・高圧ポンプユニット      数百〜数千MPaの圧力を発生させる。
・シール装置(端部クランプ)  パイプ両端を密閉し、圧力を逃がさない。
・油圧プレス(クランプ用)   金型を閉じて保持する。
・専用金型(上下)       外形形状を決める。
・圧力制御ユニット       加圧カーブを制御し、破断を防ぐ。

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バルジ加工方式のコスト比較

弊社ではゴムバルジ、機械式バルジの工法を採用しております。
パイプ曲げ加工 溶接組立.comを運営する榛葉鉄工所では、
バルジ加工にも積極的に取り組んでおります。お気軽にご相談ください。

 

パイプ曲げ加工 溶接組立.comにご相談ください。

当記事では、バルジ加工についてお伝えさせて頂きました。

当社では、パイプ曲げ加工だけでなく、溶接・組立まで一貫対応させて頂きます。設計段階でのご提案も可能ですので、お気軽に当社に御相談ください。